「煌雅印 新パッケージ」【HP Renewal α】
「煌雅印 新パッケージ」【HP Renewalα】
HPリニューアルしました。(1年以上経ちますが・・)
色々と変更した要素は数多くありますが、順に紹介しています。
今回は、HPリニューアル前から取り組んでいましたパッケージについて紹介します。
以前は、印章ケースに入れてそのまま紙袋に入れるか、配送する場合は、プチプチ巻いて茶色い包装紙で包装してお渡ししていました。
しかし、手描き手彫りで制作していますので、安くはなく、また、お子様やお孫様など贈り物としてご依頼して頂く事が多いため、何となく気が引ける思いでした。
(印鑑屋さんが一般的に使っている桐箱は、コストが高く全体の価格に影響するためオプションとして付けていました。)
で、
・湿度調整など、保管に適した見栄えも良い桐箱は必要。
・ランニングコストは最小限にする。
・手入れ方法や押印のコツなどアフターフォローもしたい。
・必要の無い過剰包装は避けたい。
などを考慮しながら、桐箱探しから始めました。
物々しさよりタイトさがあった方が良いというのが私の中では普通の感性。
特注では、大量に発注しないとコストは下がらずで・・私の生産能力からしてランニングコストがかかり過ぎるので、既製品から印章ケースが入る程良いサイズの桐箱を見つけました。
1本入れの場合は、防虫効果のあるウコン布を巻くことで納まりも良くなりました。
次に、桐箱に紙を巻き付ければ、他に包装は要らないかなと、何なら見栄えも良くという事で、
初期投資としてホームページ等作成頂いている方へアフターフォローの事も相談しつつ依頼しました。
タイミングよく県の産業技術センター主催のパッケージ講座があり、一緒に受講。
見た目のデザインだけでなく、パッケージにかかる作業時間やエコなども意識したデザインを学ぶ。
当初は取説を桐箱の中に入れる予定でしたが・・
ケースの向き、押印のコツ手入れ方法なども動画撮影し、文字情報と共にHPに掲載。巻紙に QRコードを印刷することにしました。
QRコードの内容はこちら → ☆
桐箱上部にくる箇所については、私が、手描きした文字「煌雅印」(字体:印篆)と、描き彫った印章「煌雅」の印影を採用しました。
巻紙を外し 桐箱からケースを取り出し ケースから印章を出し 印面を見ながら軽くポンポンとまんべんなく朱肉を付ける 印面の向きを確認し押印する 押印された印影を見てニヤリとする
印面を拭き拭きしケースにしまい桐箱に収納する
そんな所作を楽しんで欲しい。(使用頻度によっては、ほどよく省略したとしても)
【HP Renewal】過去シリーズは、タイトルをクリックして頂くとそれぞれの過去ブログへジャンプします。
「物語を描き・彫る」【HP Renewal】
「ZOOM・オンライン制作相談」【HP Renewal2】
「はんこの物語“役目を終えたハンコをどうしていますか?”」【HP Renewal3】
「望月さんのお店 商売繁盛」【HP Renewal4】
「書体と印材を5段階評価」ほか【HP Renewal5】
#物語を描き・彫る #甲州手彫印章 #手彫り印鑑 #実印 #銀行印 #認印 #手彫り印章 #望月煌雅 #伝統的工芸品 #伝統工芸士 #会社登記 #山梨 #六郷 #市川三郷町 #技能グランプリ #こだわる #パッケージにもこだわった